2017年12月18日月曜日

8部リーグ第10節:マッチレポート

FC Basara Mainz 3-1 SVW Mainz 

 

スケジュールの関係で2週間ぶりの試合となったバサラは、ホームにて前期シーズンの最終戦を迎えました。

序盤からボールをキープする中、判断ミスからペナルティーエリア内で間接FKのピンチを迎えますが、なんとか身体を張ってゴールを防ぎます。攻撃では怪我から復帰した#6山本が果敢に相手ゴールに迫りますが得点を奪うことが出来ません。

試合が動いたのは35分、右サイドを崩されたバサラはセンタリングに対応しきれず先制点を奪われてしまいます。しかしその3分後、#9奥田がドリブルで仕掛けてファールを貰い、PKのチャンスを得ます。これをキャプテン#8日高が確実に決めて同点に追いつきます。

後半立ち上がりからバサラペースで進む中、サイドバックで先発起用された#5糸井のセンタリングに#6山本が合わせて逆転に成功します。その後も#7Alperen#9奥田を起点にボールを動かし追加点を狙います。#18Michaelから何度も良いボールが上がり、#10内田が合わせに行きますがゴールにあと一歩届きません。

ここで前線に#11Stephanを投入すると85分、入ったばかりの#11Stephanが華麗なミドルシュートを決めダメ押し点を奪います。試合終了場際には今季初出場となった#14Emreが決定機を迎えますが、わずかにゴールを捉えることが出来ずそこで試合が終了。


先取点を取られたものの、確実に得点を積み重ね2試合ぶりの白星となりました。選手11人が持ち味を発揮し、良い形で前期を締めくくることが出来ました。ここから中断期間に入りますが、後期シーズンで結果を残す為にもしっかりと準備をしていきたいと思います。

11部リーグ 第18節:マッチレポート

FC Basara Mainz1-4 SV-Klein-Winternheim


前節に劇的な逆転劇を果たしたバサラセカンドチームは、アウェイにて前期シーズンラストゲームに挑みます。


勝ち点を積み重ねたいバサラは序盤から積極的に仕掛けていきますが、守備では相手のサイドからの攻撃に対応しきれず苦しみます。守備陣が身体を張ってなんとか防ぐも、7分に失点を許してしまいます。


同点に追いつきたいバサラは20分、良い位置でFKのチャンスを得ます。これを#9Mikailが直接決めて試合を振り出しに戻します。その後何度もピンチを迎えますが、#1Danielが好セーブを連発しバサラゴールを守ります。
                                        

なんとか勝利で終わりたいバサラは、気合十分で後半戦に臨みます。しかし得点を意識しすぎて前がかりになっているところを相手に突かれ、50分に失点してしまいます。再び追いかける展開となったバサラは#14川口、#13Stephanを投入し攻撃に厚みを持たせます。


#18Kenan#10 Löerを中心にゲームを組み立てますが、なかなかゴールを割ることが出来ません。72分、前がかりになるバサラに対し、素早いカウンターから攻撃を仕掛ける相手に追加点を許してしまいます。更に終了間際の87分にダメ押しを受け、前期ラストゲームは苦い敗戦となりました。



ここから中断期間に入りますが、2月から始まるシーズンに向けてしっかりと準備を行っていきたいところです。

2017年12月14日木曜日

「ドイツの地で磨くバサラ!」田野圭吾


FC Basara Mainz 〜侍たちの挑戦〜

このコーナーでは、FC バサラマインツでプレーしている日本人選手を紹介していきます。第4回目の今日は、中盤をマルチでこなす田野圭吾選手です。彼がバサラマインツを知ったきっかけ、ドイツの地へと突き動かしたものとは一体何だったのでしょうか。このインタビューで迫っていきたいと思います。


憧れの海外サッカーへの挑戦

確かな技術でチームをけん引する
中高と本気でプロになることを目指して努力してきました。
ですが、やはりプロへの道はそんなに甘いものではなく諦めかけていました。しかし、サッカーは続けていたいと思い、大学進学後は先輩に紹介してもらい社会人チームに入りました。そうしてサッカーを続けていくうちに徐々にまた本気でサッカーをしたい、そして中学時代から抱いていた海外サッカーへの挑戦をより強く意識するようになりました。

そこで、当時所属していた社会人チームとは別のHBO東京というチームを紹介してもらいました。そこでは、海外サッカーへの挑戦を支援してもらえる制度があり、入団して色々な方の話を聞く中で、海外へ渡ることを決意しました。

 憧れ以外にもあった海外挑戦への理由

海外サッカーへ挑戦しようと思った理由は、単に憧れていたからということだけではありません。本気でサッカーのプロを目指すためには環境の変化が必要と考えたからです。この理由は海外に渡るときの常套句かもしれませんが、自分には本当に必要なものでした。日本にいた時は、家に帰れば食事が用意され、プレーが上手くいかない時はサッカー以外のものに逃げることができたし、どうしても環境に甘えてしまう自分がいました。
それならいっそ、言葉も文化も全くわからない異国の地でサッカーとだけ向き合う時間を作ろうと思い海外へ挑戦することにしました。

バサラマインツへの入団理由

海外に行くということは決めたものの、どこの国でどんなチームでプレーしたいかという具体的なイメージはありませんでした。そんな時に紹介してもらったのがバサラマインツでした。
バサラでは渡独したその日からサッカーをすることができ、チーム探しや選手登録などの手続きで無駄な時間を過ごさずに済みます。せっかく心の準備が整っていても実際にアクションを起こせないのでは意味がないと思っていたので、このような条件が揃っていることは非常に魅力的でした。

また、海外に行くからには長期で行き、そこで徐々にステップアップしていきたいと思っていたのですが、ステップアップしていくには言葉や文化やサッカー環境へ適応していく時間が少なからず必要であると思っていました。その考えから、本気で将来を考え、挑戦するならバサラしかないと思い、渡独を決意しました。


バサラで感じた成長

日本にいた際には言葉にしなくてもなんとなくチームメイトと分かり合えていたので、特別に意識してコミュニケーションをとろうとなりませんでした。バサラでは、言葉の壁があり、よりコミュニケーションへの問題を感じていました。そんな中でも、外人の選手たちは積極的に要求をしてくるし、こちらもしっかり言葉にして伝えなければ感じ取ってくれませんでした。自分の存在をみんなに認識してもらうためにも、コミュニケーションは自分から積極的にとっていかなければなりません。そうすると自然と自分からコミュニケーションをとるようになっていったし、より様々なことを考えながらプレーできるようになりました。


また、生活面では、食事は自炊が中心なので、トレーナーの方にメニューを聞くようにしているし、お金の管理もしっかりするようになりました。
1サッカー選手としても1社会人としても成長する場になっています。


チームメイトとマインツ05の試合観戦


最後に一言

海外挑戦は、自分にとって厳しい選択でしたが本当に来てよかったと思っています!海外挑戦を考えている選手は是非挑戦してほしいと思います!
今は怪我により、長期離脱していますが、トレーナーの方とリハビリに励んで、必ず戻ってきたいと思います!!








FCバサラマインツでは随時、選手・コーチ・インターン生の募集を行っております。詳しくは公式HPよりお問い合わせください。また、SNSを通じて毎日チームについて発進しております。是非フォロー、いいね!をしてチームを応援して下さい!!