2017年9月28日木曜日

「バサラを巣立った選手たち」上川一樹

今シーズン第一回は2014/15シーズンにバサラで一年間プレーした上川一樹選手です!
バサラでプレー後2年間、当時6部のSpVgg. Ingelheimでプレーをし、今シーズンから5部のSpvgg. Neu-Isenburgに所属しています。

そんな上川選手にインタビューしました!

Spvgg. Neu-Isenheimでの写真

バサラマインツで学んだこと


 僕がバサラマインツで学んだことは大きく分けて2つあります。

1つ目はドイツのサッカーと日本のサッカーの違いです。
ドイツのサッカーはフィジカル的な強さや激しさが特徴で日本から来て初めてプレーした時、違いに驚きました。球際の強さ、プレッシャーの速さ、切り替えの早さなど多くの違いから上手くプレーできませんでした。
さらに身長の高い選手も多く、相手との距離感も全く違うように感じました。

2つ目は結果の重要性です。
僕は今まで結果だけではなく、内容もそれ以上に大事だと考えていました。
しかしドイツでは内容よりも結果が重視され、得点やアシスト、そしてチームの勝利が重要だと考えられていると思います。

初めは上手くいかなかったり、理解できない部分も多くありましたが、バサラマインツでは全て段階的に学ぶことができたので、自分で考えながら理解できたと思います。


バサラマインツと今のチームの違い



バサラマインツにいた時は、ドイツ語が全く出来なくても助けてくれる日本人の方や、話を何度も聞いてくれるドイツ人選手など様々な方向から助けを得られましたが、今は日本人が僕1人なので自分でなんとかするしかありません。
もちろん、僕のチームのドイツ人選手もとても親身になって話をしてくれたり、聞いてくれたりしますが、コミュニケーションの部分での違いは少なからずあると思います。

サッカーの面では攻守の切り替えの早さが大きく変わったと思います。

リーグが高くなるにつれてもちろん技術的、身体的にもレベルがあがってきていると感じます。しかし、強いチームはそれに加え、攻守の切り替えが早く、試合終了までそれが途絶えません。


一つ一つ着実にステップアップをしている上川選手。バサラを巣立った選手が上位リーグで活躍出来ることを証明してくれました!バサラで学んだことを糧に5部リーグでの活躍に期待したいと思います!

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2017年9月25日月曜日

マッチレポート:8部リーグ 第7節

FC Basara Mainz 1-2 SpVgg.Ingelheim

4連勝中と調子を上げているバサラは、アウェイにて前季7部リーグに所属していたSpVgg. Ingelheimと対戦しました。勝てばリーグ首位へ浮上する可能性もあり、重要な一戦であることを意識しチーム全員で勝利を懸けて挑みました。

試合序盤からペースを握り、ボールを動かしながらチャンスを狙うもなかなかゴールに結びつくことが出来ません。右サイドから#7内田が果敢に攻め上がるもシュートを相手DFに阻まれチャンスを掴み取ることが出来ず、#Fabioも中央でボールを受けシュートまで持ち込むも相手ゴールを割ることが出来ず苦しい展開となります。

流れを変えたい後半、CKからチャンスを得たバサラは#8日高のボールを#11 Stephanが決めて待望の先取点を奪いました!ここから流れに乗りたいところでしたが、ワントップを務めていたFW#9 Fabioが負傷退場し、交代で#16 Sedatが投入されました。

上位同士の対決ということもあり徐々に試合がヒートアップしていく中、バサラはペナルティーエリア内で相手にファウルを与えてしまいPKで同点に追いつかれてしまいました。その後徐々に相手にペースを握られてしまい、流れから追加点を許しました。

相手の激しいマークによりなかなかゴールまで行くことが出来ず、立て続けに相手のファウルに悩まされます。試合が拮抗する中で選手同士も激しさを増す中、何度も前線にボールを送り果敢にゴールを目指しますが、得点を奪うことが出来ず1-2と悔しい結果に終わりました。

注目の一戦であったこともあり100人以上のギャラリーに囲まれての試合でしたが、勝ち点は次節へと持ち越されました。次節はホームにて10位に浮上したGundersheimと対戦します。昨日の試合で5位へと順位を落としてしまいましたが、次節また上位に舞い戻れるよう、気を引き締めて明日からの練習に臨んでいきたいところです。

2017年9月22日金曜日

「ドイツの地で磨くバサラ!」石井涼太

FC Basara Mainz 〜侍たちの挑戦〜


このコーナーでは、FC バサラマインツでプレーしている日本人選手を紹介していきます。第1回目の今日は、バサラの攻守を後方から支えるサイドバックの石井 涼太選手です。彼がバサラマインツを知ったきっかけ、ドイツの地へと突き動かしたものとは一体何だったのでしょうか。このインタビューで迫っていきたいと思います。


【バサラマインツへ入団した経緯】

大学4年生になって教師になるか、サッカーを続けるかを迷っていた時期がありました。その時に、やはりサッカーを続けたいという思いがあったこと。そして、ドイツでいつかプレーしたいという思いがずっとあったことから、人やネットを通して知ったのがバサラマインツでした。当時ドイツ語が全く話せなかったのですが、バサラには日本人選手が何人かいたこと、日本人によって設立されたクラブということで、ファーストステップとして入りやすいと思い入団を決めました。


【ドイツで受けたカルチャーショック】

今季不動の左サイドバックとして、バサラを攻守で支えている
プライベート面で言うと、ドイツ人が思った以上に優しくて、困った時は助けてくれたことに驚きました
サッカーに関して言えば、当時入団した際はバサラが9部リーグに所属していたこともあり、正直自分でもできるだろうと思っていました。ですが、実際に試合になってみるとドイツ人特有の負けず嫌いのところに驚きました。ドリブルで抜いたと思っても、寸前のところで足が伸びてきたり、スライディングをしてくることにやりづらさを感じていました。また、コミュニケーションは全てドイツ語で行うので、日頃からのコミュニケーションの大切さを改めて感じました。やはり言葉っていうものはとても重要で、試合中には必要不可欠なスキルになってきます。

【異国の地で、さらなる高みへ】

チームとしては、リーグ優勝が最優先の目標です。4年連続優勝・昇格を目指して11戦を大事にしていきたいです。

個人としてはドイツ語なども含め、自分の能力をさらに高め、このドイツの地でステップアップしていきたいです。


【ドイツでプレーするか、迷っているプレーヤーへ】

コンタクトの激しいドイツで、体を張り、泥臭いプレーを全く厭わない
ドイツでプレーしたいと考えている人は、まずは来てから考えてみても良いと思います。自分の目で実際に見て、そして感じることで気づくこともあるので。また、上のレベルでプレーしたいのであれば、日本にいる間に自分の売りにできるストロングポイントをしっかりと伸ばし、それに応じて基礎的な能力を伸ばすトレーニングをしてもらいたいと思います。




石井選手の真面目な性格が垣間見えるインタビュー内容となりました。彼の生真面目な性格が絶え間ないサイドでの上下動を可能にしているのかもしれません。今季好調の攻撃陣も彼のサポートをなくしては語れません。石井選手の今後の活躍に期待しましょう!

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