マッチレポート：8部リーグ 第8節

FC Basara Mainz 3-0  VfL Gundersheim


前節に連勝が4で途切れたバサラマインツはホームでVfL Gundersheimを迎えての1戦。
主力を含む負傷離脱者が9人と膨れ上がっているなかでの厳しい戦いで、首脳陣は思い切った采配に出ます。なんと山下が約2季ぶりのトップチーム出場を果たしました。

これに選手たちが奮起します。前半開始早々からボールを保持し、相手にペースを握らせません。細かくパスを繋ぎ、食いついたところで裏を狙うパスなど、相手を翻弄します。次々と相手ゴール前に襲い掛かるなか、寸前のところでポスト、相手DFに阻まれるなどなかなか得点には至りません。

しかし、選手たちの頑張りが報われる瞬間が訪れます。36分に裏へのパスに反応した#2石井がそのまま左足でクロス、それを＃11 Stephanがダイビングヘッドで合わせ、均衡を破る先制点を叩き出します。これで勢いに乗ったバサラは、45分に＃7 田野がペナルティエリアで倒されて得たPKを＃8 日高が冷静に決めて追加点をあげます。前半を終えて、2-0。まだまだ危険なリードながらも、危なげない前半の試合内容でした。

後半開始後もバサラペースで試合は進みます。
52分には#8 日高が自ら倒されて得たPKを決めて3-0。ここから攻勢をかけたいバサラですが、引いてブロックを形成してくる相手に対し、攻めあぐねる展開が目立ちます。
縦パスを通しても、すぐに囲まれてしまう。前半、効果的であった裏へのロングパスもスペースが消されて対応されてしまいます。

試合はそのまま終了。快勝を収めたものの、主力不在による攻撃力の低下が顕著に表れる試合展開となってしまいました。

来週の試合は順延となり、オフとなります。主力選手たちの復帰を待ち侘びるのではなく、現在の戦力で勝ち切るチーム作りが求められます。オフを挟んだ水曜日の練習からまた練習に励み、再来週からの上位対決に臨みたいところです！